社長なんて偉くもなんともない、 課長、部長、包丁、盲腸と同じだ
本田宗一郎さん名言
「社長なんて偉くもなんともない、
課長、部長、包丁、盲腸と同じだ‼︎」
初めてこの言葉を聞いたとき、思わず笑ってしまった。
でも、笑えるだけじゃない。
肩書きに頼る人間にはならない──そんなメッセージを、強く感じました。
サッカーの現場にも、この言葉は通じると思います。
「監督だから偉い」「コーチだから上から指導する」
そんなふうに振る舞っていたら、子どもたちの心は動かない。
大切なのは、ピッチで汗をかくこと。
誰よりも先にゴールを運び、誰よりも声を出し、
子どもたちの目線に立ち、一緒に悩んで、一緒に成長しようとすること。
立場や役職じゃない。
「この人と一緒にやりたい」って思われる存在であること。
試合のあと、誰よりもゴールを片付けるコーチ。
練習後、誰よりも芝生に残って子どもとボールを蹴ってるスタッフ。
そういう人に、子どもたちは本気でついていく。
「課長、部長、包丁、盲腸と同じだ‼︎」
その言葉の裏にある、本田宗一郎さんの“本物のリーダー像”は、
僕たちが目指す指導者の姿にとても近い気がします。
偉そうにする前に、まず動く。
命令する前に、自分がやる。
サッカーの指導も、人を育てる本質はきっと同じです。
コメント
コメントを投稿