【練習前の風景】

サッカーより真剣?子どもたちの“自由”な時間

放課後の北公園。
練習が始まる少し前、子どもたちはいつも元気いっぱいに集まってきます。

鬼ごっこに、かくれんぼに、ただの全力ダッシュ(笑)。
ボールを蹴っている時よりも、どこか真剣な顔つきで公園中を駆け回っています。

実はこの時間――
私はとても大切にしています。

なぜなら、子どもたちが自分たちで考え、自分たちでルールを作って遊んでいる姿があるから。

「誰が鬼やる?」「そっちはダメね」
そんなやりとりを、誰に言われるでもなく自然にやっているんです。


グラウンドが空き始めて、私が準備を始めると、
「手伝うよ!」と声をかけてくれる子もいます。

コーンを並べたり、マーカーを配ったり、ゴールを運んだり――
こうしたことが、すべて“育ち”に繋がっていくと私は思っています。


何より、そういう一つひとつの姿が
ただただ可愛い。

もちろん、競技としてのサッカーも大切です。
でも、それ以上に**人として成長していく“今”**を見られるこの時間が、私にとってはとても尊いのです。


子どもたちは、今日もまた少しだけ大きくなっていきます。
自分の力で、仲間と一緒に、楽しみながら。

その姿を、これからもずっと見守っていきたいと思います。





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